1年かけて小さく整える暮らし|年間計画という考え方

計画で整える


片付けたい場所や、やらなければいけないことがあるのに、

「時間ができたらやろう」

「まとめてやればいいかな」

と思ったまま、気づけば後回しになっていることはありませんか?

暮らしの中には、片付けだけでなく、衣替えや書類整理、季節の準備、家のメンテナンスなど、毎年繰り返すことがたくさんあります。

でも、それらを全部その時になってから考えると、負担が大きく感じることがあります。

私も以前は、時間ができた時にまとめて整えようとしていました。

でも、やることが重なるほど気持ちにも余裕がなくなり、なかなか思うように進まないことがありました。

そこで考えるようになったのが、1年の流れの中で少しずつ整えていく「年間計画」という考え方です。

完璧に予定通り進めるためではなく、暮らしを少しラクにするための仕組みとして使っています。


まとめて整えようとすると負担になる

以前は、片付けや家事は「時間ができた時にまとめて整えるもの」だと思っていました。

特に大掃除のように、一度に頑張って終わらせるやり方が当たり前になっていて、それが効率的だと感じていた時期もあります。

でも実際には、まとめてやろうとすると負担が大きく、後回しになってしまうことがありました。

やることが一度に重なると、時間だけではなく、気持ちや体力にも余裕がなくなってしまいます。

窓掃除や水回りの掃除のような大きな作業だけではありません。

日用品の見直しや書類整理など、暮らしの中の小さな整えも、後回しにしていると少しずつ増えていきます。

「いつかやろう」と思っていることが頭の片隅に残っていると、何となく落ち着かない気持ちになることもありました。

でも、暮らしの中で整えることは、一度終わらせればなくなるものではありません。

季節が変われば衣替えがあり、生活が変われば見直したいものも出てきます。

だからこそ、すべてを一度に頑張るのではなく、1年の流れの中で少しずつ整えていく方が、自分には合っているのではないかと思うようになりました。


年間計画は「予定表」ではなく暮らしの目印

年間計画と聞くと、きっちり予定を立てて、その通りに進めるものを想像するかもしれません。

でも、私が作っているのは、細かい予定表のようなものではありません。

「今月は衣類を見直そう」

「来月は書類を整理しよう」

そんなふうに、1年の流れの中で整えたいことをざっくり置いているだけです。

大切なのは、予定通りにすべて終わらせることではありません。

「そろそろ見直す時期だな」と思い出せる状態を作っておくことです。

もちろん、予定通りに進まない月もあります。

体調や仕事、家族の予定によって、できないこともあります。

そんな時は翌月に回したり、時期を変えたりしながら調整しています。

計画は、自分を縛るためのものではなく、暮らしを整えるための目印のようなもの。

その時の暮らしに合わせながら、無理なく使っています。


年間計画は「考える回数」を減らしてくれる

わが家の年間計画には、片付けだけでなく、毎年繰り返す行事や手続きも入れています。

年間計画に入れるのは、「やらなければいけないこと」だけではありません。

暮らしを整えることや、お金・手続き、家族の予定、楽しみにしていることなども入れておくと、1年の流れを見通しやすくなります。

例えば、こんなことを年間計画に入れています。

年間計画に入れておくと便利なこと
種類
暮らしを整えること衣替え、書類整理、防災用品の見直し、キッチン・換気扇・水回りの掃除、エアコン掃除、カーテン洗濯、家のメンテナンス(点検・修理など)
お金・手続き固定資産税、自動車税、保険の更新、車検、年末調整、確定申告、家計の振り返り
行事・予定誕生日、母の日・父の日、季節の行事、家族の予定、来年の準備
お楽しみの予定旅行、お花見、BBQなど季節のイベント、趣味の予定

暮らしの中には、毎年同じようにやってくることがあります。

でも、その都度「いつやろう」「何からやろう」と考えていると、それだけで頭の中にやることが増えていきます。

あらかじめ時期を決めておくことで、

「そろそろ見直す時期だな」

と思い出せるようになります。

また、年間計画では、あえて予定を入れない月や調整のための余白も作っています。

暮らしは予定通りに進まないことが多いからです。

すべてを完璧にこなすためではなく、必要なことを思い出せる状態を作っておく。

それだけでも、気持ちはずいぶんラクになります。


年間計画は、暮らしに合わせて育てていくもの

年間計画で大切なのは、決めたことを完璧にこなすことではありません。

暮らしの中で必要なことを見通し、その時の暮らしに合わせながら整えていくためのものです。

暮らしは、家族の変化や季節の移り変わりによって少しずつ変わっていきます。

だから年間計画も、一度作ったら終わりではありません。

できなかったことは次のタイミングに回す。

今の暮らしに合わなくなったことは見直す。

新しく必要になったことは加える。

そんなふうに、その時の暮らしに合わせながら育てていけば大丈夫です。

完璧な計画を作ることよりも、自分に合う形で続けられること。

それが、年間計画を取り入れる一番の目的なのだと思います。

年間計画の4つのポイント

  • 1年を通して少しずつ整える
  • 整える時期を決め、見通しを作る
  • 完璧を目指さず、目安にする
  • 暮らしに合わせて見直す


今日できる小さな一歩

ここまで読んで、ご自身の暮らしの中で「毎年やっていること」は思い浮かびましたか?

ここからは、1年の中で整えたいことをひとつ考えてみましょう。

やることポイント
①□ 年間計画に入れたいことを一つ選ぶ
(例:衣替え・書類整理・防災用品の見直し・家のメンテナンス・季節の予定など)
毎年やっていることや、いつも慌てること、「いつかやろう」と思っていることから選んでみましょう。
②□ 選んだことを、いつ頃行うか決める
(例:衣替えは春と秋、書類整理は年度末など)
細かい予定を決める必要はありません。季節や目安の時期を決めるだけで大丈夫です。
③□ チェックを入れて、「一歩進めた」と自分を褒める
お疲れ様でした。
考えてみたことも、暮らしを整える大切な一歩です。

まずは、ひとつだけ。

これから少しずつ、暮らしに合わせて整えていきましょう。



1年先の暮らしを完璧に決める必要はありません。

季節の移り変わりや、日々の変化を感じながら、少しずつ整えていく。

そんな積み重ねが、自分らしい暮らしにつながっていくのだと思います。


実際の年間計画の作り方や、具体的な進め方については、別の記事で詳しくご紹介します。

▶︎1年かけて小さく整える暮らし|年間計画の作り方【3つのステップ】


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▶︎散らからない仕組みの作り方|戻しやすい暮らしをつくる
▶︎片付けの全体像|暮らしを整える4つの要素

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